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ブンデスリーガにラブコールを。 

text by

安藤正純

安藤正純Masazumi Ando

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posted2005/05/27 00:00

ブンデスリーガにラブコールを。<Number Web> photograph by AFLO

 終わってみれば、バイエルンの勝負強さだけが目立った今シーズンだった。25節、シャルケ04に破れ一時的にトップの座を譲ったが、その後は9戦9勝と破竹の快進撃を続けた。

 一方のライバルたちは“初体験のドキドキ”に大興奮、自制が利かず思わず“お漏らし”をしてしまう。シャルケは同時期3勝1分5敗でズルズルと連敗し、ブレーメンは5勝4敗と平凡な出来。これじゃ、勝負にならない。彼らにはまだまだ本当の「勝者のメンタリティー」が備わっていないのだ。

 では、ここで各チームの総評を行なってみよう、と思ったが、それじゃこのコラム、面白くもなんともない。戦術は監督の思考の産物、テクニックは選手のセールスポイント、勝利を追及するスピリッツはチーム全体の共通事項。だから、例えばテレビで見るだけで、あれやこれやと無責任な批評をすべきではない、というのが私流の考え方。印象評論は、肩が凝らず好きなことが言える居酒屋とネット掲示板だけでいいんだよね。

 じゃあ、というわけで、シーズン総括で思いっきり自由で制約のない企画を考えた。名づけて「ブンデスリーガにラブコールを」。個人の創設なのでもちろん表彰状も賞品もないが、近い将来再度、ドイツサッカーが欧州を席巻する時代を見据えての大胆な企画である。(本気半分、冗談ちょっぴり)

 ラブコールだから、愛情を含んでなければならない。ちなみに第一回目は「ソックリ賞」にした。え、マジで?

 ここで、ちょっと選手の顔を思い出してもらいたい。BLって、けっこう有名人と似た顔つきの選手がいますよね。バイエルンだけ例にとっても、こんな感じだ。

 バラック → マット・デイモン(映画俳優。『ボーン・アイデンティティ』)

 リンケ → ダスティン・ホフマン(映画俳優。『クレイマー・クレイマー』)

 ダイスラー → ローワン・アトキンソン(映画俳優。『Mr.ビーン』)

 ラウ → セイン・カミュー(タレント) ※若い頃のクリンスマン監督にも激似!

 なお、第二回目以降が何になるかは不明。「なんじゃ、そりゃ。ふざけとるのか!」とお叱りを受けそうだが、ラブコールはドイツサッカーが好きな人、興味のある人すべてが参加して、ブンデスリーガを盛り上げるものにしていきたいと思ってる。

 ここだけの話だけど、本場ドイツの一部関係者にも、この企画の趣旨を伝えてある。さて、どんな形でドイツサッカーの人気が復活するか注目していただきたい。嘘じゃなくて、日本でブンデスリーガ熱が爆発する日が来るかもしれないぞ。

 だって諺にあるでしょ。『火のないところに煙は立たぬ』って。その秘密の謎解きはいつかこのコラムで。フフフ。

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