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200本安打の重圧から青木を救った恩師の言葉。 

text by

永谷脩

永谷脩Osamu Nagatani

PROFILE

posted2005/10/27 00:00

 イチロー(マリナーズ)がシーズン210安打を記録したのは、オリックス時代の'94年のことだった。200安打が見えてきたころ「打席に立っていくら力を入れてもバットを振れずにもがく」という夢を何度も見たという。パッと目が覚めると午前3時。それからなかなか眠りにつけず、当時飼っていた熱帯魚に語りかけたり、友だちを起こしてたわいない会話をしたり、ともかく話すことで気分を紛らわせた。そのときの苦しみがあるから、メジャーに渡って5年が経っても、いまだに「200」へのこだわりを持ち続けているのかもしれない。

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