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LAを盛り上げる“ホールウェイ対決”。 

text by

宮地陽子

宮地陽子Yoko Miyaji

PROFILE

posted2006/12/21 00:00

 「僕らのホームゲームのときほどロマンティックじゃないね」

 12月2日、ステープルズセンターでの“遠征試合”、ロサンゼルス・クリッパーズ戦後の、コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ)の感想だ。

 レイカーズとクリッパーズは両チームともステープルズセンターを本拠地とし、専用の豪華ロッカールームを持っている。間を結ぶのはNBA選手の歩幅でわずか20歩の距離の廊下。「ホールウェイ(廊下)対決」と言われる所以だ。

 同じ会場だけに、レイカーズとクリッパーズのホームゲームの違いは、コービーが「ロマンティックじゃない」と言う照明の雰囲気と、コートに入ったチームのロゴ、ユニフォームの色、観客の客層、そしてベンチの位置くらいのもの。クリッパーズのホームゲームのときなどは、スタンドにレイカーズ・カラーの黄色もかなり目立っていた。

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