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ジュニアから世界に挑んだ
宮里美香の可能性。 

text by

三田村昌鳳

三田村昌鳳Shoho Mitamura

PROFILE

photograph byTaku Miyamoto

posted2009/10/22 06:00

ジュニアから世界に挑んだ宮里美香の可能性。<Number Web> photograph by Taku Miyamoto

日本女子オープンでは最終日に崩れ、宮里藍の大会最年少優勝記録の更新はならなかった

 例えば、テニスの錦織圭や14歳で単身渡米したゴルフの今田竜二のように、ジュニア世代から「世界」という環境で技量を磨き、成長する選手がいる。

 女子ゴルフの宮里美香も、そのひとりである。2004年に日本女子アマチュア選手権のタイトルを獲ったとき、彼女は、まだ14歳の中学生だった。

 その後、高校生以上の代表選手が集う世界アマに特例で出場。諸見里しのぶ、原江里菜らと共に、団体で4位に入った。

 さらに'06年の世界ジュニアでは、当時トップアマと言われていた台湾のヤニー・ツェンに競り勝ち、優勝している。

 世界の強豪アマと互角に戦える自分に気がつき、彼女は「それなら、世界で戦いたい」という気持ちを強くした。

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